ベリー、桃、ぶどう、ジャスミンを感じる繊細でエレガントなコーヒー
エチオピア イルガチェフは、最高品質のコーヒーを生産する土地としてスペシャルティコーヒー黎明期から知られています。特に「コチャレ」エリアは水資源が豊富で、水洗工場(ウォッシングステーション)が多数あります。アリーチャ ウォッシングステーションはその中の一つです。
乾燥工程に特に配慮が必要なナチュラル精製ですが、アリーチャでは屋根付きのアフリカンベッド(乾燥棚)を用いで行っています。昼の日照の強い時間帯はチェリーをビニールシートで覆い、急激な乾燥を防ぎ、20日間かけてゆっくりと乾燥させています。これにより劣化のスピードを抑えることができるそうです。
【風味特性】
ベリー、桃、ぶどうのような果実味、ジャスミンのようなフローラル感。冷めるにつれはっきりと感じるシロップのような甘さ。繊細かつ複雑な風味です。ナチュラルにしては欠点豆が少なく、選別が丁寧に行われていることを感じます。ひとつ前に販売していたブクサイサに比べるとインパクトには欠けますが、イルガチェフならではのジャスミンフレーバーなど、はっきりとした個性があり、強すぎず、毎日飲んでも疲れないコーヒーです。
生産地 |
エチオピア 南部諸民族州 イルガチェフ コチャレエリア |
生産者 |
精製所付近の小規模農家さん |
標高 |
1,800〜2,000m |
品種 |
エチオピア在来種 |
精製方法 |
ナチュラル |