【Tasting Note】
ラム酒や赤ワインの印象。冷めるとカシスやブルーベリーのような果実味。ビター感のある芳香なリキュールフレーバーが主体の個性的なコーヒーです。浅煎りにしてもボディ感がほどよくあり、また甘さと長い後味もあり、飲みごたえのあるコーヒーといえます。
【Story】
カフェ・グランハ・ラ・エスペランサ(CGLE)は、コロンビアでいくつかの農園を運営するコーヒー企業です。フアン・アントニオさん、ブランカ・リギアさんご夫婦がポトシ農園の運営を任されることになったのがその始まりです。二人は14人の子どもたちと共に、家族で農園を築き上げてきました。
子どもたちの中で、コーヒーの栽培や精製方法に特に興味を持ったのが、リゴベルトさんとルイスさんでした。彼らはポトシ農園に加え、ラ・エスペランサ農園」を取得。更にパナマのボケテ地域にある「ラ・カルレイダ農園」も任されることになりますが、この農園が2008年、Best Coffee of Panama品評会で1位を獲得。この成功を機に、リゴベルトさんは、ゲイシャ種をコロンビアに持ち帰り、セロアスール農園で栽培し始めました。
CGLEは現在ポトシ、ラ・エスペランサ、ラス・マルガリータス、セロ・アスールの4農園を所有。ラ・エスペランサ農園ではラウリーナ、ジャバ、ピンクブルボンなど多様な品種を栽培し、バイヤーの要望に応じてロット毎の発酵工程を施しています。セロ・アスール農園はゲイシャに特化し、徹底した農園管理を行っています。このように複数の土地の土壌、気候に新たな品種を適応させる挑戦を続け、日々品質の向上に取り組んでいます。
本ロットは、まず完熟したコーヒーチェリーを収穫し、フローティング選別で不良豆を除去。その後、糖度を測定し、基準を満たしたチェリーをオープンタンクで約24時間発酵させ、続いて約72時間の嫌気性発酵を施します。 発酵後は乾燥機を行い、約38℃の環境下で8〜12日間かけて丁寧に乾燥させます。人肌に近い温度帯のやわらかな熱風を当て続けながら乾かすため、過度な乾燥や品質劣化が起こりにくく、豊かな風味特性を保つことができます。
「トレス(スリー)ドラゴンズ」という商品名は以前から使用している大型乾燥機に由来します。それはドラゴンのようにも見え、ドラゴンが中国・日本・韓国において特別な存在であることから、「トレス・ドラゴンズ」と名付けたそうです。
※豆のままでの販売となります。
| 生産地 |
コロンビア バジェ・デル・カウカ県 |
| 生産者 |
カフェ・グランハ・ラ・エスペランサの皆さん |
| 標高 |
1499〜1,800m |
| 品種 |
コロンビア、カトゥーラ、カスティージョ |
| 精製方法 |
2回の発酵プロセスの後、機械乾燥 |