☆ドリップ編☆
最もポピュラーな淹れ方です。一口にドリップと言っても、ドリッパーの形状、フィルターの材質など様々な物があります。最近はカリタ ウェーブなど、工夫が凝らされた素敵なドリッパーもあります。
ここでは、どのドリッパーでも共通して使える基本の淹れ方をご紹介します。

用意するもの
  • ドリッパー
  • フィルター
  • コーヒーの粉(新鮮な豆を、できれば直前に挽いてください。)
  • ドリップポット(ある程度口が細いものがお勧めです。なければやかんで。慣れると上手に注げます。)
  • サーバー(カップに直接でもOK。)
  • キッチンスケール
  • タイマー(あれば。)
       

手順
  1. コーヒー豆を挽く。
    豆の量は、当店の基準では
    出来上がり150ml 豆11g
         200ml  12g
         300ml  21g
         400ml  24g
    としています。この量では濃い、薄いという方は、お好みで豆の量を増減して下さい。
    挽き方は中細挽きをお勧めしますが、これも好みです。荒挽きではあっさりした味わいとなりますが、薄くなりがちなため、より多くの豆の量が必要となります。
    細挽きではボディ感が強調されます(いわゆるコクのある味わい)。豆の量は中挽きより少なめでOKです。細く挽きすぎると、フィルターが目詰まりして落ちなくなるのでご注意を。
  2. お湯を沸かす。
    十分な量のお湯を沸かします。ポットやカップを温めたい方はその分も忘れず。また、最後にドリッパー内のコーヒー粉に10〜30gのお湯が吸収され残ります。余裕をもって多めに沸かしておきましょう。

    淹れる温度は、高温になるにつれ、成分が抽出されやすくなるため、特にフルーツ感がはっきり感じられます。落ち着いたまろやかな味を好む場合は、80℃台のお湯を用いてみて下さい。
    湯沸し用のやかんからポットにお湯を移すと、湯温はかなり下がります。高温での抽出を好む方は、一度ポットを温めておくと良いでしょう。

    カップを温めておくか否かは好みです。スペシャルティコーヒーは温度によって表情が変わるため、あえて温めず、温度変化が早く楽しめるようにするのもアリです。

     
  3. サーバーやカップの上にドリッパーを置き、フィルターをセットする。
    無漂白のフィルターには、紙の味が出やすいものがあります。気になる方は一度この状態でお湯をフィルターに満遍なく注ぎ、紙の味を湯で流します。サーバーやカップに落ちたお湯は捨てます。

     
  4. 粉をフィルターに入れ、平らにならす。


     
  5. 20gのお湯(以下湯量は150ml淹れる場合で表記)を、中心から外側にらせんを描くように注ぐ。外側の粉にまでしっかりお湯がいきわたるようにする。

     
  6. 30秒蒸らす。
    ここで少し待って蒸らすことで、湯が粉の内部まで浸透し、かつ粉に含まれている炭酸ガスが放出され、抽出準備状態となります。

     
  7. 1投目。30g(スケールで50gになるまで)、蒸らし時同様に中心かららせんを描くように注ぐ。外側の粉にもしっかり注ぎます。
  8. 4〜5秒程度待つ。粉の状態にもよりますが、お湯が落ちて、ふくらんでいた粉が平坦になります。そのタイミングで2投目、50g(スケールで100gになるまで)を同様に注ぐ。

     
  9. 5〜6秒程度待つ。再び粉が平坦になったら、3投目。同様に60g(スケールで160gになるまで)注ぐ。

     
  10. 湯がサーバー(またはカップ)に落ちきったらできあがり。ほぼ150mlのコーヒーができあがっているはずです。

     
  11. Enjoy!!
お湯の注ぎ方ですが、いつも同じ量をポットに入れると、どれくらい傾ければお湯が出るか分かるようになってきます。その傾きを覚えておくこと。また、注ぐ時ポットはなるべく平行に動かすようにします。注ぎ口が上下するとお湯が暴れてしまい、狙った場所に注湯できません。

また、注湯をゆっくりにすればしっかりした味わいになりますが、しつこい印象になることもあります。素早く湯を注げば、あっさりした味になりますが、物足りない印象になることも。豆の量を増減してみたり、挽き方を変えてみたり。そんな調整をしながら、自分好みの味わいを見つけていくのも楽しいものです。

当店では上記のドリップ法をお勧めしていますが、細く途切れずに注ぐ方法などもあります。YouTubeなどで検索してみて下さい。